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受水槽とは

受水槽とは、ビル・マンション・学校・病院などや一時に多量の水を使用する建物などで、水道局から水道管を通って送られてきた水をいったん貯めておく容器のことです。
ビル・マンションなどの建物は、水道局が供給する水を一度受水槽に受け、利用者に供給しています。受水槽から利用者の蛇口までは、建物の所有者が責任を持って管理する必要があります。
10m3を超える受水槽を備えた給水設備は簡易専用水道として、水道法で1年以内ごとに1回、水槽の清掃や厚生労働大臣の指定する検査機関等による定期検査などを行うことが義務づけられています。また、有効容量が10m3以下の受水槽の場合は、小規模受水槽水道(専ら一戸の住宅に供給するものは除く)として、県または市条例の規制を受けます。条例は保健福祉事務所・保健所に給水開始の届け出や、清掃の実施などの管理基準を守ることなどを定めています。ビル管理法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)では建築物の貯水槽の清掃が義務づけられています。遊離残留塩素の検査、水質検査および貯水槽の掃除をそれぞれ7日以内、6ヶ月以内、1年以内ごとに一回定期的に行わなければなりません。